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広島大医師ら派遣 イラン毒ガス被害者医療セミナーへ2009年2-3月 
3月1日(日)
午前 イマムホメイニ空港へ医師らが出迎え
夕方 SCWVS、平和資料館スタッフ、米国からの平和活動家らとカンファレンス、会食(テヘランシティパーク内会議場、レストラン)
3月2日(月)  
午前 城田安紀夫在イラン大使と会見(津谷理事長らモーストメンバー、イラン大使館) 
午前〜午後 医療セミナー第1日
1. 病理セミナー: 広島大井内康輝教授、津谷隆史医師、バハドリ名誉教授、アクバリ医師ほか(マシー病院)
2. 眼科セミナー: 広島大木内良明教授、ジャバディ医師ほか(ラバフィネジャド病院)
3. 皮膚科セミナー: 島根大森田栄伸教授、ドウラティ医師、エテマザデフ医師ほか(ラジ病院)
4. 呼吸器科セミナー: 土井医師、ガーネイ医師ほか(被害者クリニック) 
夕方 退役軍人・殉教者財団厚生部長アラギザデー医師らと会議、会食(同会議室)
3月3日(火)   
午前 医療セミナー第2日(ソハラ戦争資料館)
1. 各チーム発表
2. 総論
3. 今後の計画ほか
 
 
4月4日(水) 
アフワズ市ホテルで朝食後、ベフバハーン市(*1)行程のブリーフィング
  イラン・イラク戦争中、ミサイル攻撃を受け死傷者が出たピールーズ中学校(*2)で追悼集会(ベフバハーン市)
  ベフバハーン市毒ガス犠牲者追悼集会で慰霊碑のテープカット。
  ベフバハーン市殉教者墓地に献花
夕方 アフワズ市長と会食後記念品交換
3月5日(木) 
午前 イラクに対峙していたホラムシャー市。マスタードガスで民兵が被害に遭う。
  ホラムシャー戦争博物館訪問。館長が説明。
 
  テヘランへの帰路、アバダン空港で毒ガス被害者(地方判事)から治療法について尋ねられる。津谷医師が説明。
3月6日(火曜)  
夕方 テヘラン市から帰国  
【被害訪問概要】   
*1 ベフバハーン市 イラン南部のフーゼスターン州東部の市。人口約10万人。香り高い水仙の産地で有名。
1987年1月8日早朝、ファジル・ベフバハーン部隊はシャラムチャ地区に主動くしていたとき、イラク軍の毒ガス爆弾の標的となった。この地区に投下された大量のマスタードガスは濃厚であったため、兵士たちは重傷をおった。この爆撃により90人が殉教し、多数の負傷者も出た。生き残った彼らは今、苦しい後遺症に悩まされている。
*2 ピールーズ中学校 1983年10月25日午後5時、ベフバハーン市のピールーズ中学校が、フセイン政権のロケット弾に爆撃され、69人の生徒、先生らが殉教、多数の負傷者が出た。
アフワズ フーゼスターン州の州都。イラン有数の産油地帯。国境に接するため、イランイラク戦争では激戦地となり、街は大きな打撃を受けた。
ホラムシャー 豊かな港湾都市を巡り、イランイラク戦争で夜間の奇襲作戦含む攻防戦が繰り広げられた。2000人以上の殉教者を出し、12000以上が負傷。行方不明者は数万人とされ、女性もナイフを武器に戦った。年間約120万人が市内にある戦争博物館を訪問。今では博物館見学の国内ツアーもある。

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