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New! 理事長著書ペルシャ語版発刊、大学や毒ガス被害者の病院との交流、映画祭準備へ
(2017年2月12日〜2月19日)

当理事長著書「イラン毒ガス被害者とともに」のペルシャ語版発刊記念の式典が行われ、在日大使時代に面識のあるアラグチ外務次官が来賓として出席されました。外務次官は、理事長が毒ガス被害者らとの交流を通し世界へ平和を広げる活動を地道に続ける中、ペルシャ語版も出版し、それに携わったピースボランティア、翻訳者らに感謝の意を述べました。本は13年間の交流で来広経験のある方全員へ寄贈されるとのことです。【写真説明】自著のペルシャ語版出版記念式典で壇上の当理事長ら=右上(イラン・アーティスト・フォーラム・テヘラン市)

ことしでイランの毒ガス被害者との交流が14年目を迎えます。イランの被害者を広島へ初招聘時の訪問者ハミッド・サーレヒさんが教授を務めるアラーメ・タバタバイ大学に招かれ、政治学や国際法が専門の学長をはじめ15名の教授と会見しました。議題は同大へ平和学科を創設するサポートの依頼で、ことし6月に同大教授が広島を訪問し大学などを視察します。【写真説明】平和学構築について学長はじめ15名の教授と話し合う当理事長ら=右上から2番目(同大・テヘラン市)

また私立幼稚園を訪問し、絵を使ってけんかを仲裁するゲーム形式の平和教育メソッドを体験しました。【写真説明】ゲーム中の当会メンバーら=右上から3番目(テヘラン市)

ことし8月に開かれる「第4回広島イラン愛と平和の映画祭」の作品選定のため、アート・センターを訪れ、候補作品を視聴しました。同センターのモメニ会長主催の昼食会の後、会長らへ真新しい理事長著書のペルシャ語版が寄贈されました。【写真説明】映画視聴前の当メンバーら=右上から4番目(同センター・テヘラン市)、本を手に取るモメニ会長ら=右上から5番目(同所)

2016年8・6に来広したタワコリ医師が院長を務める毒ガス被害者の治療を行うササン病院を訪れ、入院中の毒ガス被害者らと会見しました。同院は14年前、当理事長がイラン初訪問の際、訪れたところで、イランの被害者との交流の原点です。このたび被害者の治療をさらに進めるため、広島に看護師らを招き、呼吸リハビリテーション習得プログラムを計画しています。【写真説明】ICUの毒ガス被害患者を見舞う当理事長と同院院長=右上から6番目(同院・テヘラン市)

来広経験のある毒ガス被害者で角膜術後のサリミさんのお宅(キャラジ市)へお見舞いに伺いました。同市の被害者と医師らも同席し歓談中、イランの琴「サントゥール」の話題になり、彼の生きがいがこの演奏ということがわかりました。若い頃、牛乳運搬の仕事中にサントゥールの教室から流れてくる音色が頭から離れず、演奏したい気持ちにかられ、それを知った奥さんが結婚指輪を売りましょうと言い、楽器を購入したそうです。小説のような話に心を奪われていると、彼は楽器を持ち込み、演奏してくださいました。演奏習得当初は、クラスに通ったり、教室から流れる音色を窓の外で聴き、おおむね独学で学んだということです。演奏は彼に生きる希望を与え、家族にも幸福をもたらした話は、米誌”New York Times Magazine”(2016年4月8日付)にも掲載されています。【写真説明】演奏を行うサリミさん=右下から4番目(サリミさん宅・キャラジ市)、ペルシャ語版本を受け取るサリミさんの奥さん=右下から3番目(同所)、記事の掲載紙”New York Times Magazine”を掲げるサリミさん=右下から2番目(同所)

総括会議がTPMのソルシュ理事長や毒ガス被害者支援協会ムサビ理事らをまじえ行われました。議題は、8・6毒ガス被害者と映画祭関係者の来広をはじめ、新規プロジェクトのササン病院との医療交流とアーラメ・タバタバイ大学の平和学構築への協力などです。今回の訪問でイランの幼稚園から大学に至るまで平和教育に真剣に取り組む教師の姿や、毒ガス被害者の幸福なひとときも窺いました。また8月の「第4回広島イラン愛と平和の映画祭」へ向け両国の決意が新たになりました。【写真説明】話しあいを行う当会メンバーら=右下(テヘラン・ピース・ミュージアム)

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