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アニメ「ジュノー」(英語字幕版)チューリヒ・バーゼル上映会
スイス・日本協会主催 2015年9月4日〜10日訪問

 アニメ「ジュノー」チューリヒ・バーゼル上映では、初の満席・立ち見が出るほど大盛況でした。主催のスイス・日本協会とオーガナイザーの長期にわたる企画や動員のご尽力の賜物でした。


 9月6日、チューリヒ市の有名な上映劇場「フィルムポディウム」(264席)で上映会が行われました。入り口から入るとアペロ会場(上映会後軽くおつまみを食べながらお酒を飲むバー)があり、大勢の観客が開場待ちしていました。

 開演後、スピーチで当理事長は、開業医の夫とロシアから始めた約10年の海外医療支援活動の試行錯誤で挫折を感じ始めたとき、偶然イラン毒ガス被害者との出会いで「心のクスリ」を学んだこと。その後、被爆直後の広島へ15トンの医薬品を運んだ赤十字国際委員会のスイス人医師マルセル・ジュノーの日記を読み、国・人種を超えて人間愛に生きた生涯をアニメにして伝えようと決意。しかし制作過程で常に苦しい状況にありながら完成させたことなどを語り終えると拍手がおこりました。その後上映へ。エンディングテーマ曲「いのち樹となりて」が終わると、会場から再び拍手がやみませんでした。

 ジュネーブから駆けつけたICRC元派遣員ジャン・フランソワ・ベルジェさんが上映後、体験談を語りました。ベルジェさんは初回アニメ制作取材時に、ICRC本部で資料提供に協力的だった方で、ドキュメンタリー製作のため来広されたこともあり、この日、3度目の再会でした。

 また上映後、「津谷静子理事長のへ強い信念に感動しました。スイス人医師マルセル・ジュノーの精神をアニメに描き若い世代へ継承しようとするモーストの見事なプロジェクトに感謝しています。『無償の愛』がもたらす結果は、今日の世界で高く賞賛されていくことでしょう」という声も届きました。




 バーゼル上映会が行われた「シュタットキノ・バーゼル」(99席)も風格のある建物でした。ドアの前にはすでに長蛇の列が。ドアが開くと一斉に席が埋まりました。定員99名に対し観客数は立ち見が出るほどの106名で、当会初の定員超の記念に残る上映会になりました。これは、好評だったチューリッヒ上映会の口コミによるものと、帰国後、チューリヒから報告がありました。ここでも上映後、拍手喝采でした。
  一方、会場へ在日スイス前大使ご夫妻が遠方から駆けつけてくださったことは、われわれにとって励みとなりました。前大使と最初のご縁は、アニメ「ジュノー」制作半ばの2008年頃から完成に至るまで。大使ご在任中に企画書にメッセージをいただいたり、初の試写会をスイス大使館会議室をお借りして行ったり大変お世話になったことから、うれしい再会となりました。上映後、スイス・日本協会ハーグ会長主催の夕食会場は1869年開館の伝統深いクンストハレ美術館の建物内の由緒あるクンストハレ・レストランで、壁には数々の絵画が描かれていました。多くの方々のおかげでスイス東部2大都市での上映会は大成功。日ス協会メンバーと前大使ご夫妻とご一緒に、すっかり緊張がとけた当スタッフは、スイス最後の夕食を楽しみました。 (芸術やレストランの由来などはスイス側からの情報を引用)
2015年12月12日
2009年6月14日〜2014年10月22日

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